この住まいは視覚障害者のご夫婦が福祉機器に頼らずに安全で安心して生活できることを目指しています。そのために、納戸と盲導犬用の洗い場のそれぞれを中心にして行き止まらずに廻れます。南側の大きな中庭と北側の中庭と浴室の中庭を設け、光の変化を感じることと、安心して窓を開けて風を入れることが出来ます。家具の形と配置の工夫で手摺を付けず、窓際に床タイルを貼ることで窓の位置を足裏の感触で知ることが出来ます。出来るだけ建物の工夫で快適な暮らしを考えています。
*hp上での外観の掲載を控えています。
- 場所
- 群馬県
- 用途
- 専用住宅
- 種別
- 新築
- 構造
- W造
- 規模
- 1F 121㎡
- 竣工
- 2006年
2008年すまいのバリアフリーコンペティション最優秀賞・建築部門
住宅金融支援機構賞
暖房設備:輻射式常時暖房